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初級者編A
 戦法を覚える

今回は「戦法を覚える」というテーマです。
兄さんが何回も繰り返して言っていることですが、戦法を覚えて悪くなることはありません。
戦法を知ることは、自分を守ることにもつながる。そう覚えておいても過言ではないでしょう。

さて、今回は自分が使う戦法とそれに対抗する相手方の戦法の狙いを覚えます。
まず、戦法は大きく六つに大別できます。それを下表にまとめてみました。
居飛車対居飛車 矢倉戦法、棒銀戦法、腰掛銀戦法、など居飛車同士の対決の代表格
居飛車対振り飛車 急戦、持久戦、穴熊戦、位取り戦法など居飛車対振り飛車
振り飛車対振り飛車 相振り飛車戦法。
角換わり 棒銀、腰掛銀、早繰銀、右玉、など角交換型の将棋
横歩取り 横歩取り、八五飛戦法などの空中戦型の将棋
その他 縦歩取り、筋違い角、奇襲戦法などの上の五つに分類されない戦法
どうでしょうか?多すぎるくらいたくさんありますよね。
これを一気に覚えるのは正直意味がありません。頭で覚えても忘れてしまうからです。
ここでは、みなさんは将棋にどのような戦法があるのかを知ってください。
皆さん方が買った戦法書などにさまざまな戦法があるはずです。
それがどのような戦法なのかを確認しましょう。
また、インターネット将棋などを観戦していたら、上手い人が様々な戦法で将棋を指しています。
あなた方はその将棋を観戦して、その将棋がどのような将棋なのかを学ぶことも可能です。

他にも、様々な戦法を学ぶ上でかなり良い方法があります。
それは、プロの自戦記などを見ることです。
プロの考え、気持ち、気合などが将棋盤から読み取ることができ、棋力アップも臨めます。
兄さんのオススメの自戦記は「米長の将棋」です。
米長の将棋は全部で1〜6巻あり、すべての戦法を網羅しています。
また、米長さんの独特の文章が読む人までも熱くさせ、小説のように気軽に読めます。

米長の将棋は現在、絶版となっていてお近くの本屋にないケースがございます。
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