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二段編F
 守りを考えた駒の取り方をする

今回のテーマは「守りを考えた駒の取り方をする」です。
これはかなり重要なテーマで、かつ、二段編の前回までのテーマと比べると、
簡単に実践できるので、皆さんもぜひ実践して頂きたいと思います。

狙いはそのまま。守りを考えて駒を取ってください。
すると、理論的にはそれだけで攻めと受け両方の手を指したことになります。
単純でかつ一石二鳥の手ですね。
攻め棋風の方なら攻めを考えた駒の取り方をすると思いますが、
実際、負けにくいのは守りを考えた駒の取り方のほうです。
あなた達が四段以上を目指すなら守りを考えて駒を取るように意識することが大事だと思います。

この教えにもやはり例外があって、
もし、相手の攻めより自分の攻めのほうが確実に早いと思うならば、
それは攻めを考えた駒を取ったほうが良いでしょう。
あくまでもこの教えは、どっちの駒を取るか迷ったときはできるだけ受けに使える駒を取れということなので、他に自分の勝ちに結びつく手があるならば、攻めの駒を取ったほうが良いわけです。
それが攻撃は最大の防御なりと言われる所以ですね。



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