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三段編A
 時間がないときは守れ

今回のテーマは「時間がないときは守れ」です。
皆さんは時間がないとき攻めていませんか?
もし、その攻めが成功したら兄さんは何も言いませんが、
失敗したら「あ〜、なんだかなぁ」って気分になってしまいます。

その時に攻めきる事ができる人(早見え、早指しができる人など)は、
それは一つの才能や特性として兄さんも認めます。
しかし、攻めきる事ができない人は、無理をしちゃあいかんですよ。^^
受けが上手い人にとって、その攻めは格好のカモとなりますから。

仮に時間がないとき、皆さんは攻めの手を納得いくまで読みきることができないと思います。
もし、その攻めを読みきれないのなら、ぜひ自陣を守って欲しいと思うのです。
ここで、「守る」と一口に言っても様々な手がございます。
ここでの守るは、自陣の整備や自玉を固めるなどの一般の守る意味での手の他に、
次の攻めの準備などの次に攻めるぞという手も含まれます。
具体的に攻めの準備の手はどういう手なのかと言いますと、
馬や竜で相手陣の桂、香をとったり、竜で相手陣を遠くからにらみ、
次に攻めるぞという姿勢をみせたりする手です。
要するに力を溜める手を打てという事ですね。
もっと言うなら、駒を渡したりして、カウンターを食らうような手は極力避けろという事です。

将棋も何事もですが、タイミングが重要なのです。
受けるタイミングを間違えてもそこまで悪くはなりませんが、
攻めるタイミングを間違えるととりかえしのつかない事になります。
ギャンブルもそれに当てはめられるし、仕事も然りです。
みなさんも常日頃からタイミングを間違わないように行動しましょうね(まとめ方間違えたか?^^)



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