TOP > 挑発にのらない
初段編D
 挑発にのらない

今回のテーマは、挑発に乗らないです。
挑発ってなんのこっちゃ!?って感じですが、
ここで言う挑発とは駒の取り合いになったときの事を言います。

以前にも、話したことですが、駒の取り合いになった時に、反応で指してはいけません。
反応で指すと、相手の策にひっかかり、痛い目に合う事が多々あります。
ですから、みなさんはよくよく考えて、指し手を読んであげてください。
もし、指し手を読んでみて不利なら、他の変化を与えると上手くいくことがあります。
また、相手の駒をいなしてあげるというのもひとつの手で、相手の駒を無力化できます。

ちなみに、挑発にのらない、というテーマに関連して、兄さんのダメな例をひとつ。
兄さんは、対戦中、相手の駒の打ち方とかに、よくカチンとくる事があります。
「してやったり!アハハ〜」みたいな駒の打ち方をされると、ついカチンってくるんですよね(笑)
そんな時、兄さんの勝率はかなり悪くなります。なぜか?
なぜなら、兄さんは熱くなって、駒の取り合いに簡単に応じてしまっているからです。
自分でも、取り合ったらダメだとわかっているのに、その時は熱くなって、
なにくそ!と駒を取り合ってしまいます。
で、結局最後に負けるのは兄さん。
いつも、「あぁ、熱くならなければよかった…」なんて、あとで後悔するわけです。
やはり、メンタルでも挑発にのってはいけないんですね。
皆さんは、兄さんのように、イライラしてはいけませんよ。



前へ苦しいときこそ耐える このページの上へ戻る 次へ負けた原因を突き止める

TOP
inserted by FC2 system