強い人の手を信じない
このテーマは強い人と対戦するとき、最も心掛けなければならない重要な心構えです。
どうしても強い人と対戦するとき、その手に何か罠があると思い込みがち。
仮にその手を読んで、何もないとわかっていても不安になります。
しかし、皆さんは自分の読みを信じてください。
自分の読みを信じる事ができない事。それは、自分を信じていない事と同じです。
将棋では、あなたの脳だけが、頼りです。
感情に負けて、考えを捨ててはいけません。
将棋に勝つということは感情に勝つ事と考えても過言ではないでしょう。
受験生、もしくは子供に受験生がいたとしたら、一言アドバイス。
テストも将棋と同じで、テストの場で自分が考え出した答えは大抵間違っています。
テストの問題はかならず何かの定理や知識を使って答えます。
そして、それらの問題を難しくするために、答えに使う定理を表面上隠しています。
しかし、その使う定理さえ発見できれば、問題を解くのに苦労はしません。
だから、受験生は基本的な定理を使う問題を何回も繰り返し解いてください。
それが成績を上げる一番の近道。
そうすれば、その問題で使う定理の形に気づき、いとも簡単に問題を解く事ができます。
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